当院院長ブログ記事「介護予防教室でのマシン体操について」に関連したQ&Aです。
Q.うちのおばあちゃんが体操教室でマシンを使った運動を始めたんだけど、翌日あたりから筋肉痛が起きるようなの。錘が重すぎるのかしら。
A.
決してそのようなことはありません。
体操教室の先生から説明があったと思いますが、筋肉痛が起きているということは、おばあちゃんの筋肉が強くなってきている証拠なのです。
筋肉に負担をかけると、筋肉線維が傷つきます。傷ついた筋線維は徐々に修復され、かつ、太く強くなります。この過程を「超回復」といいます。このときに筋肉に炎症が起きて「筋肉痛」が起こるのです。
普段できることをいくらやっても筋肉は付きません。ちょっと頑張ることで筋肉が付き、その代償として筋肉痛が起こるのです。
「筋肉痛」とうまく付き合いながら体操を楽しむよう、おばあちゃんにこのことを話してあげてくださいね。
最後までお読みいただきありがとうございました。